
「LINEマンガとピッコマってどっちがいいの?どんな人におすすめ?」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 「LINEマンガとピッコマ」それぞれがおすすめの人を解説
- LINEマンガとピッコマを10項目で徹底比較
電子書籍業界において、LINEマンガとピッコマはいずれも最大手クラスのアプリです。
圧倒的な作品ラインナップが魅力のLINEマンガに対し、ピッコマは「待てば無料」をはじめとしたお得なサービスが豊富。
どちらも異なる強みを持つ一方、利用者数などの実績面は長年拮抗しています。
電子書籍ユーザーの中には、どちらを利用すべきか悩んだ末に結局両方ともインストールし、日々スマホの容量に悩まされている方もいることでしょう。
そこで本記事では、LINEマンガとピッコマのサービス内容を10項目で比較したうえ、「どちらがどういう人におすすめか」を解説していきます。
電子書籍を初めて利用する方、および漫画アプリの整理を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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「瀬戸うなぎ」
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目次
「LINEマンガとピッコマ」はこんな人におすすめ

まずはLINEマンガとピッコマについて、それぞれどういうニーズを持つ人におすすめなのかを解説します。
LINEマンガがおすすめの人

LINEマンガがおすすめの人
- 新しい作品を1タイトルでも多く読みたい人
- 無料で1話ずつ読むよりも、巻数単位で購入することの方が多い人
- 1つのアカウントを家族などでシェアしたい人
- 通信量に気を取られたくない人
LINEマンガでは100万冊を超えるラインナップ、および多額の課金に対する還元率の高さが主な魅力です。
「新しいタイトルを読み漁りたい」「気に入った作品はまとめて購入したい」などのニーズを持つ漫画好きにとって、LINEマンガは長く活用できる読書ツールとなるでしょう。
また、LINEマンガは最大3つのデバイスに同時ログイン可能なほか、購入作品をダウンロードしてオフラインで楽しむこともできます。
関連記事【LINEマンガ(漫画)の口コミ・評判】圧倒的に評価が高い漫画アプリ!
ピッコマがおすすめの人

ピッコマがおすすめの人
- なるべく多くの作品を、無料ないし微課金で楽しみたい人
- PCやスマホに関して、比較的古いOSを使っている人
- オリジナル作品の数を重視する人
- 支払いにQR決済を使いたい人
ピッコマには「待てば¥0」をはじめとした無料サービスが豊富に用意されており、多くの作品を課金なしで楽しめる点が主な魅力です。
また、他の漫画アプリよりも対応OSが幅広いため、中古のPC・スマホにおいても比較的安定した動作に期待できます。
なお作品ラインナップに関しては、総数こそLINEマンガに敵わないものの、オリジナル作品の数ではピッコマの方が大きく上回っています。
関連記事【ピッコマの口コミ・評判】不具合やバグがひどい!?真実を公開する
「LINEマンガとピッコマ」はこんな人におすすめ
LINEマンガ | ピッコマ | |
作品の総数 | 〇 | △ |
オリジナル作品の数 | △ | 〇 |
ポイント還元率の高さ | 〇 | △ |
課金要求度の低さ | △ | 〇 |
- 無料で利用できる範囲をメインに楽しむ→ピッコマがおすすめ
- 課金コンテンツも含めて漫画を楽しみつくす→LINEマンガがおすすめ
LINEマンガとピッコマについて、ここまでの内容をまとめると上記の通りです。
無論、漫画アプリを比較する際にチェックすべき項目は、作品数や課金周りだけではありません。
これより、LINEマンガとピッコマを10項目で徹底比較していくので、引き続き本記事にお付き合いください。
LINEマンガとピッコマを10項目で徹底比較

比較項目 | LINEマンガ | ピッコマ |
①運営会社の安全性 | 〇 | △ |
②登録料・月額料 | △ | 〇 |
③初回特典 | 〇 | △ |
④品揃え | 〇 | △ |
⑤セール・キャンペーン | △ | 〇 |
⑥ポイント還元率 | 〇 | △ |
⑦対応デバイス | △ | 〇 |
⑧利用できる端末数 | 〇 | × |
⑨画質 | 〇 | △ |
今回比較する項目、および各項目における簡単な評価をまとめると上記の通りです。
「〇」の数ではLINEマンガが二倍差で勝っているものの、ピッコマにもピッコマならではのメリットが複数存在します。
以下より各比較の詳細を説明していくので、どちらがよりご自身に適しているか、じっくりと検討してみてください。
①運営会社の安全性
運営会社の事業規模比較 | LINEマンガ | ピッコマ |
運営会社 | LINE Digital Frontier | カカオピッコマ |
従業員数 | 200名(2021年3月時点) | 277名(2022年10月時点) |
資本金 | 約123億円 | 9千万円 |
親会社 | LINE株式会社 | カカオ(韓国) |
まず、LINEマンガを運営するのは、LINE株式会社のグループ企業「LINE Digital Frontier」です。
親会社が世界最大級のチャットツールを手掛けていることを考えれば、セキュリティ体制に疑いの余地はないでしょう。
また、LINE Digital Frontierは123億円もの膨大な資本金により、漫画アプリの運営会社としてはトップクラスの企業体力を備えています。
ゆえにサービス終了のリスクが低く、購入した書籍データが向こう数年以内に消失する心配はほぼありません。
安心して使える!

一方、ピッコマを運営する「カカオピッコマ」は、資本金1億未満の比較的小規模な会社です。
また親会社が外国企業であるため、経営不振に陥った際などは、国産アプリに比べてサービス終了の判断が早いと思われます。
ピッコマのサービス終了の可能性については、こちらのピッコマはサービス終了の可能性はある?3つの観点から考察をどうぞ。
以上のことから、運営会社に対する安心感では、LINEマンガに軍配が上がるといえるでしょう。
関連記事【激やば】電子書籍はサービス終了したらヤバい!?【終了サービス一覧と対応事例を公開】
②登録料・月額料
アプリ利用料金比較 | LINEマンガ | ピッコマ |
登録料 | 無料 | 無料 |
コイン料金(※1) | 120~30,400円 | 120~20,000円 |
ボーナスコイン | 最大2,700コイン(※2) | 最大5,500コイン(※3) |
無料作品 | あり | あり |
- (※1)いずれも1コイン=1円
- (※2)LINEクレジットで購入した場合
- (※3)月額コース特典。初月のみ最大9,500コイン
登録料や基本利用料が0円であることは、両者とも変わりません。
しかし課金額あたりのコイン付与量に関しては、基本的にピッコマの方が上回っています。
また、ピッコマは以下の通り、無料で漫画を読む手段がかなり豊富な点も魅力です。
- 待てば0円:所定のチャージ時間(基本24時間)ごとに1話ずつ開放される。無料期間は開放後72時間以内
- 今だけ0円:任意の作品を巻数単位で読める。期間限定ではあるものの、待てば0円のような待ち時間は一切ない
- 「¥ 0 +」券:任意の作品を好きな話数から読める。6時と18時に各6枚ずつ配布。保有上限は6枚、有効期限は受け取りから7日
- プレゼント券:イベントなどで不定期配布され、対象作品は「¥ 0 +」券と同様。保有上限は999枚、有効期限は受け取りから7日
一方、LINEマンガの主な強みは、コイン購入にLINEクレジットを活用できる点。
基本は1円=1クレジットながら、チャージ金額によって最大2,500クレジットのオマケがついてきます。
ただしLINE Payを導入する必要があるため、人によっては若干面倒に感じるかもしれません。
コスパの大小について明確な比較はできませんが、少なくとも無料ないし数百円程度の課金で利用する場合は、ピッコマが最適なアプリといえるでしょう。
③初回特典
LINEマンガ | コイン獲得ミッション(有効期限5日) |
ピッコマ | 80%OFFクーポン(有効期間3日) 月額コース初月無料&ボーナスコイン増量 |
LINEマンガに登録すると、合計200コインの獲得につながるミッションカードが配布されます。
ミッションの内訳は、連日のログインや無料作品のお気に入り登録といった簡単なものであり、達成のために何かを購入する必要はありません。
一方でピッコマの初回特典を受け取るには、漫画の購入や月額コースへの登録など、有料サービスを利用することが必須です。
その代わり、1万円分の漫画を2千円で買えるなど、他社に類を見ない太っ腹なサービスを受けることができます。
関連記事漫画割引クーポンがヤバい!【電子書籍まとめ買いがお得な初回半額特典・キャンペーン・セールを比較】
④品揃え
配信ラインナップ比較(2022年10月時点) | LINEマンガ | ピッコマ |
作品数 | 112万点以上 | 8万点以上 |
独占(先行)配信数 | 1,100タイトル以上 | 1,600タイトル以上 |
LINEマンガとピッコマは、ユーザー数やダウンロード数でつねに頂点を争う関係です。
しかし、単純な作品数で見ると、そこには比較にならないほどの差があります。
まず、LINEマンガでは有名なシリーズだけでなく、海外の漫画やインディーズ作品なども大量にラインナップされています。
トータル作品数が112万点ともなれば、一日の読書量がどれだけ多くても、新しい漫画の発掘に行き詰まることはないでしょう。
また、漫画の数が膨大なだけでなく、作品のジャンルがバランスよく揃っている点も魅力です。
一方、ピッコマの作品数は8万点ほどに留まっており、これは漫画アプリ業界全体で見ても少ない部類です。
ただしこの8万点のうち、「待てば無料」の対象が26,000タイトルにおよぶため、有名作品を無料で読めるチャンスはピッコマの方が多いといえるでしょう。
なお、独占タイトルの数ではLINEマンガを大きく上回っています。
とはいえ、シンプルに品揃えだけで評価するなら、LINEマンガの方が圧倒的に豊富であることは間違いありません。
⑤セール・キャンペーン
<LINEマンガの限定キャンペーン一例>
- Twitterキャンペーン(特定タイトル全巻分のコインを抽選で配布)
- 100コイン還元キャンペーン(対象作品1タイトルにつき1冊まで)
- メディアミックス連動キャンペーン(映画公開記念で数話無料など)
<ピッコマの限定キャンペーン一例>
- 季節系キャンペーン(正月やハロウィンなどに合わせて対象作品を割引)
- 新刊発売キャンペーン(特定タイトルが複数話にわたって無料化)
- 文庫キャンペーン(特定文庫の作品を一部無料化)
LINEマンガの限定キャンペーンは、「全巻分のコイン配布」などインパクト抜群のサービスを展開しているのが特徴です。
しかしTwitterには抽選のハードルがあり、メディアミックス連動も対象作品が限定されるため、実際にキャンペーンの恩恵を受けられる機会はそれほど多くありません。
一方でピッコマの限定キャンペーンは、主に新刊発売や季節行事のタイミングと連動しているのが特徴。時期ごとにほぼ必ず、何かしらのキャンペーンが開催されています。
また文庫単位でのキャンペーンを筆頭に、複数のタイトルを対象とするパターンが多いため、好きな漫画をお得に楽しむチャンスはLINEマンガよりも多めです。
⑥ポイント還元率
ここではLINEマンガとピッコマ、それぞれのポイント還元率を具体的に比較していきます。
なお、支払う現金は3万円で、課金額に応じたランク制度は考慮しないものとします。
<LINEマンガ>
- LINEクレジットチャージ:3万円=37,500クレジット
- LINEマンガコイン購入:30,400クレジット(33,100コイン)+5,020クレジット(5,420コイン)+2,080クレジット(2,180コイン)=40,700コイン
- 還元額:40,700-30,000=10,700コイン
- 還元率:10,700÷30,000≒約36%
<ピッコマ(2万円月額プラン)>
- ピッコマコイン購入:2万円(25,500コイン)+1万円(12,500コイン)=38,000コイン
- 還元額:38,000-30,000=8,000コイン
- 還元率:8,000÷30,000≒約27%
以上より、ポイント還元率に関してはLINEマンガの方が明確に優秀です。
ピッコマの2万円月額プランは初月のみ9,500コインの還元を受けられますが、それを加味したとしても2ヵ月目にはLINEマンガの方がお得になっています。
⑦対応デバイス
LINEマンガ | ピッコマ(ウェブ) | ピッコマ(アプリ) | |
PC | Windows 8.1以上 / MacOS 10.13以上 | Windows 7以上 / MacOS X以上 | ― |
スマホ・タブレット | Android 8.0以上 / iOS 13以上 | Android 5.0以上 / iOS 11.0以上 | Android 5.0以上 / iOS 12.0以上 |
LINEマンガとピッコマは、いずれもPC・スマホ・タブレットの3デバイスから利用可能です。しかし、OSまで比較してみると、そこには明確な差がありました。
LINEマンガはいずれのデバイスにおいても、ピッコマより1〜3世代ほど新しいOSが推奨されています。
一方のピッコマは、ウェブ版なら00年代のOS(Windows 7)でも利用可能です。
よって、お持ちのデバイスが比較的古い場合は、ピッコマの方が安心して利用できることでしょう。
⑧利用できる端末数
続いては同時にログイン可能な端末数ですが、これについては正直、比較するまでもないでしょう。
なぜならピッコマでは、1つのアカウントで複数端末に同時ログインすることがそもそも不可能だからです。
一応、アプリ版とウェブ版の連携はできるものの、共有されるのは「購入作品」のみ。片方でチャージしたコインを、もう片方で使うことはできません。
一方のLINEマンガは、デバイスやOSの種類に関係なく、同時に最大3つの端末にログインできます。
また、ウェブ版に関しては同時ログイン数に加算されないため、実際には4つ以上の端末で利用可能です。
よって、1つのアカウントを家族などで共有したい場合は、必然的にLINEマンガを選ぶこととなるでしょう。
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⑨画質
まず前提として、ウェブ漫画の画質を決めるのは、1話あたりのファイルサイズ(通信量)です。
サイズが大きいほど画質も向上しますが、そのぶん通信量も増えるため、ギガ数制限などを設定している場合は気をつけなければいけません。
それでは、LINEマンガとピッコマの画質関連情報をチェックしていきましょう。
画質関連情報比較 | LINEマンガ | ピッコマ |
1話あたりのファイルサイズ | 12MB | 10MB |
オフライン視聴 | 〇 | × |
以上より画質に関しては、LINEマンガの方がわずかながらピッコマに勝っています。
また、LINEマンガでは購入作品をダウンロードしてオフライン視聴できるため、ギガ数制限のある端末でも比較的気軽に利用可能です。
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⑩支払い方法
<LINEマンガ>
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 携帯キャリア決済
- 電子マネー決済
<ピッコマ>
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 携帯キャリア決済
- QR決済サービス
LINEマンガはモバイルSuicaなどの電子マネーで決済を行えるため、カードの類をあまり使いたくない人におすすめです。
一方、ピッコマはPayPayなどのQR決済に対応しているため、すぐに現金を用意できない状況でも手軽にコインを購入できます。
どちらが適しているかは、あくまでも人それぞれといえるでしょう。
まとめ:LINEマンガとピッコマを10項目で徹底比較

以上、LINEマンガとピッコマの違いを一通り解説させていただきました。
電子書籍に興味のある方は、ぜひLINEマンガとピッコマの2つを筆頭に、様々な漫画アプリを検討してみてください。
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