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「ばらかもん」は打ち切りだった?噂の理由や最終回がひどいと言われる真実まとめ

「ばらかもん」は打ち切りだった?噂の理由や最終回がひどいと言われる真実まとめ

『ばらかもん』は、2009年から2018年まで『ガンガンONLINE』で連載され、2018年12月発売の第18巻で完結しました。

一部の読者からは、打ち切りされたのでは?という噂も…

本当に打ち切りだったのか?どうして打ち切りの噂が立ったのか?その真相に迫ってみましょう!

目次

「ばらかもん」は打ち切りした?

結論『ばらかもん』の原作漫画は、打ち切りではなく、作者の意向により計画的に完結した作品です。

作品全体としては多くのファンに愛されており、心温まるストーリーやキャラクターの魅力が評価されていますが、一部のファンからは不満の声も…。

なぜ打ち切りの噂が立ってしまったのか?ファンの間でさまざまな意見が交わされています。

詳しくは、次の項で解説していきます。

「ばらかもん」が打ち切りしたと言われる3つの理由

結論、「ばらかもん」が打ち切りしたと言われる理由は、以下の3つです。

  • 16巻あたりからの急展開
  • 作者の次回作がすぐに始まった
  • 読者離れと人気の低下

それぞれ解説していきます。

①16巻あたりからの急展開

『ばらかもん』は、五島列島でのスローライフと書道家である主人公・半田清舟の成長を描く作品であり全19巻(本編は18巻で完結)で構成されています。

序盤~中盤は、ほのぼのしたエピソードを1話ずつ積み重ねる構成が中心でしたが、16巻あたりから急展開が目立ち始めます。

中でも、長く描かれていたテーマ(親子関係、進路)が終盤に入るとあっさり解決し、決断の過程ややあっさり描かれていると読者の戸惑いが見られました。

②作者の次回作がすぐに始まった

『ばらかもん』は2018年12月12日発売の『月刊少年ガンガン』2019年1月号で最終回を迎えましたが、同じ号でヨシノサツキ氏の新連載『ヨシノズイカラ』がスタートしました。

そのため、ファンの中では、「次の作品の為に、早く終わらせたかったのか」「ばらかもんの余韻を大切にしたかった。」「新連載のための打ち切り?」などの不満の声が多く…。

このことから「打ち切りでは」との誤解を招く一因となってしまったようです。

③読者離れと人気の低下

物語の終盤にかけて、書道に関する描写が増えたこともあり、書道に興味のない読者や、飽きてしまった読者もいたようです。

ばらかもんが人気のピークを迎えた2014年~2015年頃には『第10巻』約32.7万部『第11巻』約38.9万部を売り上げましたが、その後は売上が減少傾向にあり、『第16巻』約19.7万部、『第17巻』約17.2万部と部数が半減しています。

これらの要因が重なり、「打ち切りだったのでは?」という噂の一因となったと考えられます。

「ばらかもん」はどんな話?アニメ化してる?

あらすじ

主人公、若き書道家・半田清舟(はんだせいしゅう)は、とある展覧会で審査員に自分の作品を酷評されました。

思わず審査員に手を出してしまい、反省と修行を兼ねて、五島列島の小さな島に“島流し”されることになります。

五島列島で地元の少女・琴石なると出会い、島の住人たちとの交流を通して、人間として、そして書道家としても少しずつ成長していきます。

最終回では島流しのきっかけになった展覧会に再び挑みます。結果は入賞止まりで、受賞は逃しますが、「賞じゃない、自分が書きたいものを書けた」と、島での経験や成長を経て前を向く姿が描かれまています。

展覧会の後、一時的に東京に戻った主人公・半田清舟は、やはり自分の居場所は五島列島だと実感し、「自分らしく生きられる場所」を見つけることができ、五島で暮らすことを決断します。

見どころ

自信過剰で短気だった主人公・半田清舟が、島の人々と触れ合う中で成長し、内面的な変化が楽しめます。

また『不器用な大人が、子どもに教わる“生きる力”。』というテーマが根底にある、心温まる物語です。

疲れているときや、前向きになりたいときに読むと、ふっと心が軽くなるような作品です。

アニメ化について

そんな見どころ満載の「ばらかもん」ですが、アニメ化されています。

TVアニメ『ばらかもん』は全12話で構成されており、2014年7月6日 ~ 9月28日に放送しておりました。

アニメでは原作6巻までの内容を描いており、原作の結末までは描かれていません。

また、2023年には実写ドラマ版『ばらかもん』も放送され、フジテレビ系列の「水10ドラマ」枠にて、全10話が放送されていました。

現在、U-NEXT /Hulu /dアニメストア/アニメ放題/Amazon Prime Video /Rakuten TVで見ることができます。

「ばらかもん」の作品評価

国内最大級の電子書籍・漫画ストアである『めちゃコミック』の口コミでは、全体評価3.6となっていました。

内容に関して満足だが、演出や、アニメとの違いを嫌うファンもしばしばな結果に。

誰にでもハマる作品ではないかもしれませんが、ほのぼの系が好きな方はハマると思います。

ぜひ、一度読んでみてください。

まとめ

『ばらかもん』は心を癒し、前を向かせてくれる“人生の処方箋”のような作品であるといえます。

田舎ならではの温かい人間関係や、素朴でどこか懐かしい日常描写が、多くの読者・視聴者の心を癒してきました。

作品は打ち切りではなく、作者の意向で完結していますが、終盤の展開がやや急ぎ足だったことや、アニメが原作の途中までしか描かれていないことから、「惜しい」と感じる声もあります。

それでもなお、“不器用な大人が子どもたちと過ごすことで得た気づき”や“自分らしい生き方を見つけていく過程”には、多くの共感と感動が詰まっています。

疲れているとき、ちょっと元気をもらいたいときに、そっと寄り添ってくれる一作です。

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