「ピッコマって、今後サービス終了の可能性はある?」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ピッコマのサービス終了について
ピッコマは電子書籍アプリの代表格であり、2022年現在は8万タイトル以上の人気作品を配信しています。
23時間ごとに次話を無料開放する「待てば¥0」システムをはじめ、漫画をお得に読む手段が豊富に用意されているため、漫画好きなら利用しない手はありません。
しかし、電子書籍アプリで購入した本は、アプリのサービスが終わるとそれ以降は見れなくなってしまいます。
有料コンテンツの利用をためらう理由の中に、サービス終了への不安が含まれていることは間違いないでしょう。
そこで本記事では、ピッコマが近いうちにサービスを終了する可能性について、3つの観点から考察していきます。
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ピッコマはサービス終了の可能性はある?3つの観点から考察
結論から言うと、ピッコマのサービス終了の可能性はゼロとは言えないですが、比較的安心して使うことができる漫画アプリ。
理由を解説していくにあたり、下記3項目に分けます。
- 運営会社の大きさ
- サービス継続の長さ
- 利用ユーザーの多さ
まずは運営会社の大きさから解説しますね。
ピッコマの運営会社の大きさ
ピッコマの運営会社「カカオピッコマ」は、韓国に本社を置くIT企業「カカオ」の系列会社です。
1億に満たない資本金から、6つの子会社と277名の従業員を抱えるまでに成長してきたことを考えると、上層部の経営手腕に疑いの余地はないでしょう。
その成長率は、主要な競合他社と比較しても抜きんでています。
サービス名 | ピッコマ | BookLive! | コミックシーモア |
運営会社 | カカオピッコマ | ブックライブ | NTTソルマーレ |
従業員数 | 277名(2022年10月時点) | 179名(2022年3月時点) | 333名(2022年10月時点) |
子会社数 | 6社 | 2社 | なし |
資本金 | 9千万円 | 15億8千万円 | 1億円 |
親会社 | カカオ(韓国) | 凸版印刷 | NTT西日本 |
しかし、いざ経営が傾けば、まずは国外市場の整理を図るのがビジネスの常。
その点、韓国に親会社を持つピッコマは、純国産の電子書籍アプリに比べてサービス終了の判断が早いと予想できます。
また、日本と韓国は複雑な歴史問題を抱える間柄であるため、政治的な要因でサービス終了に至る可能性もゼロではありません。
関連記事【激やば】電子書籍はサービス終了したらヤバい!?【終了サービス一覧と対応事例を公開】
ピッコマのサービス継続の長さ
- ピッコマ:2016年4月開始
- Kindle(日本):2012年10月開始
- ebookjapan:2000年12月開始
- DMMブックス:2000年7月開始
ピッコマは2016年4月にサービスを開始したばかりで、競合他社と比較してもかなり新しめのアプリです。
2016年から2022年までの6年あまりで、一気に業界最大手クラスへ駆け上がったという事実は、間違いなくピッコマのブランドイメージを高めています。
よほどの不況や不祥事にでも見舞われない限り、アプリ人気に陰りが出ることは考えられません。
一方で、サービス継続10年を超えるようなアプリにも、「よほどの不況をすでに何度か乗り越えている」という強みがあります。
ここ数年のユーザー数が右肩下がりでもない限り、今後も長きにわたって利用できることでしょう。
要するに、サービス継続の長さだけでアプリに優劣をつけることはできません。
ピッコマの利用ユーザーの多さ
主な電子書籍サービスの国内シェア比較 | ピッコマ | LINEマンガ | めちゃコミック |
利用者数(※1) | 821万人 | 553万人 | 264万人 |
年間売上(※2) | 695億円 | 97億円 | 405億円 |
アプリのダウンロード数 | 3,600万以上 | 3,000万以上 | 非公開 |
- (※1)ニールセンのデジタルコンテンツ視聴率レポート参照(2022年2月分)
- (※2)各運営会社の決算書参照(2021年通期)
ピッコマの利用者数は2022年時点で800万人を超えており、年間売上やダウンロード数に関しても圧倒的な数字を誇ります。
全世界の市場を合算すると、ピッコマを上回るアプリはいくつかありますが、少なくとも日本市場においてはピッコマが業界最大手といって差し支えありません。
なお、2021年度におけるピッコマの全世界売上は1250億円。そのうち半分以上が日本での売上ということを考えると、ピッコマが日本市場から撤退する未来は当分訪れないといえるでしょう。
まとめ:ピッコマは比較的安心して使える!
本記事では、ピッコマのサービス終了の可能性についてまとめました。
内容を再度まとめると以下の通りです。
- 比較的後発のアプリでありながら、電子書籍サービスの最大手へと成長させた経営手腕は本物。業績不振によるサービス終了は考えづらい
- 一方で親会社が韓国ということもあり、現地の情勢次第ではあっさりサービスを終了する可能性もなくはない
サービス終了の可能性は絶対ないとは言い切れませんが、比較的安心して利用できることは間違いないですよ。
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