大人気ライトノベル『オーバーロード』。シリーズ累計部数は1400万部を突破しており、テレビアニメ化や映画化されるなど言わずと知れた大人気作品です。
しかし『オーバーロード』と検索をかけてみると『オーバーロード 作者 死亡』と不穏なワードが…ネット上ではオーバーロード作者死亡の噂が囁かれているようです。
なぜこのような検索ワードが表示されるのか。作者は実際に死亡しているのか。この記事ではオーバーロードの作者についての、このような物騒な噂についてまとめました。
「オーバーロード」の作品・作者情報
作品名 | オーバーロード |
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掲載サイト | 小説家になろう |
出版社 | KADOKAWA |
作者名 | 丸山くがね |
『オーバーロード』(OVERLORD)は、丸山くがね先生によるライトノベルが原作で、イラストはso-binさんが担当しています。略称は「オバロ」で、小説投稿サイト「Arcadia」にて2010年5月から連載を開始し、後に「小説家になろう」でも2012年3月から掲載されました。
書籍版はエンターブレイン→KADOKAWAより2010年5月から刊行されています。2024年1月時点でシリーズ累計部数は1400万部を記録しており、『このライトノベルがすごい!』の単行本・ノベルズ部門では、2017年版で1位、2018年版と2019年版で共に4位、2023年版で9位を獲得しました。
オーバーロードの作者「丸山くがね」先生は死亡した?噂の真実は…
アニメ化に映画化、ゲーム化など人気の止まるところを知らない『オーバーロード』ですが、ネット上の作者死亡の噂は本当なのでしょうか。
結論からお伝えすると『オーバーロード』の作者である丸山くがね先生は死亡していません。
丸山くがね先生の公式Xも随時更新がされており、2024年9月には映画『オーバーロード』聖王国編が公開予定です。
では、何故このような根拠のない噂が流れていたのでしょうか?
オーバーロードの作者死亡の噂が流れた3つの理由
オーバーロードの作者死亡の根拠なき噂が、ネット上でされてしまった3つの理由について記載します。
- 小説の最新刊が発売されない
- 作中のキャラクターの死亡と混濁した
- 海外違法アップロードについての作者の発信が混乱を招いた
以下で内容について詳しく見ていきましょう。
①小説の最新刊が発売されない
『オーバーロード』は2022年の7月に小説版が出されて以来、2024年7月現在まで新刊は発売されていません。
2012年7月30日に第1巻が発売されて以降、比較的コンスタントに新作が発売されていました。
ファンにとっては何故新刊が出ないのか、何か大きな病気もしくは作者の身に何か起こったのではないか、という憶測からこのような噂が広がった可能性があります。
②作中のキャラクターの死亡と混濁した
『オーバーロード』は、主人公が異世界を侵略していく異世界サバイバル。作中では、多くの人気キャラクターが死亡しています。
その『オーバーロード』のキャラクターの死亡について調べる際に入力したキーワードを元に、検索履歴として残ってしまったものを作者の死亡と取り違え、検索されてしまった事が考えられます。
③海外違法アップロードについての作者の発言が混乱を招いた
『オーバーロード』ファンと丸山くがね先生との公式Xでのやりとりの中で、海外でオーバーロードが違法にアップロードされている事への指摘がありました。
そのやりとり中で気力がなくなってきている為、会社員に戻ろうか、などの発言があったためファンの中で、『オーバーロードが終わってしまうのではないか』などの良からぬ憶測を呼び、その噂に尾ひれがついてしまい作者死亡などの噂につながってしまったのかもしれません。
まとめ:オーバーロード作者死亡はまったくの嘘!!
『オーバーロード』の作者の丸山くがね先生は死亡しておらず、現在も最新の情報を公式Xにてツイートされています。
作者死亡の噂についてはおそらく上記記載の3つの認識の誤りの可能性が高いです。
憶測や根拠のないデマが拡散されてしまうのも『オーバーロード』の人気故かもしれません。
特に大病もされておらず、SNSではXの公式アカウントで頻繁に発信をされています。
映画化やアニメ化などで忙しく、新刊の発売までに時間がかかっているようですが引き続き続編を楽しみに待ちましょう!