
電子書籍の始め方がわからない誰かわかりやすく解説してくれないかなぁ?
このようなお悩みにお答えします。
✔本記事の内容
- 電子書籍の始め方を解説
- 電子書籍の始め方でよくある疑問を解決する
電子書籍の始め方はそこまで難しくないのですが、とはいえ難しく感じる方が一定数以上います。
ちなみに私は"始め方がわからない"側でした。

しかし、今ではすっかり慣れており、電子書籍で本を読み倒しているので、今回は「電子書籍の始め方」を私が躓いたところを含めて徹底的に解説していきます。
そして、記事の後半では電子書籍の始め方でよくある疑問を解説しますね。
電子書籍とは何か?
電子書籍の始め方を解説する前に、そもそもの話、電子書籍とは何なのか?を解説します。必要ない方は「電子書籍の始め方:7つの手順」をどうぞ。

さて、それでは話の続きです。
電子書籍とは何なのか?について、次の3つの項目で解説します。
- 電子書籍とは
- 電子書籍と紙の本の違い
- 電子書籍の将来性
1つずつ解説していきますね。
①電子書籍とは
電子書籍とは画面で読む本のことを言う
簡単に言うと、紙に印刷されたものではなく、スマホやタブレット、PCなどの画面で読む本のことを電子書籍と言います。
日本電子出版協会がもう少し難しく解説しているので、一応下記に載せておきます。
紙に印刷された本ではなく、画面で読む本や雑誌を電子書籍という。電子本、電書、イーブックとも言う。一般的にはインターネット上の電子書店で販売されている電子書籍を購入し、PC、スマホ、タブレットや、Kindleのような専用読書端末で読書する。Webページのようにリンクの埋め込みや音声、動画といったマルチメディア表現も可能であり、紙の代替物ではなく、電子書籍の特徴を生かした新しい表現が期待されている。
ちょっと堅苦しくて何書いてるかわからない人は「電子書籍はスマホなどの画面で読む本」とだけ覚えてもらえればOKです。
②電子書籍と紙の本の違い
電子書籍はセール・クーポンで安く購入できるが、紙はほとんどの場合が定価での購入。
大きな違いは本に掛かる代金。
紙の本は定価で購入、もしくは貯まっているポイントで支払いますが、電子書籍は半額クーポンなどがストアから配布されるので、とにかく安いです。
こちらの【初回半額】お得な割引クーポンを配布している電子書籍ストア9選【ランキング形式で比較】の通り、クーポン配布は本当に多いです。
お財布に優しいので、普段本を買わない人でも”安いから購入する”という人も多いみたいですよ。

また、他にも電子書籍と紙の本で違いがあるので、下記の表にまとめました。
比較項目 | 電子書籍 | 紙の本 |
無料で読めるのか? | 〇 | △ |
セールはあるのか? | 〇 | △ |
保管に向いているか? | 〇 | × |
置き場所に困らないか? | 〇 | × |
いつでも本を読めるか? | 〇 | × |
いつでも本を購入できるか? | 〇 | × |
目は疲れないか? | × | 〇 |
中古買取できるか? | × | 〇 |
所有欲を満たせるか? | △ | 〇 |
"目が疲れる"や"中古買取ができない"などのデメリットはありますが、総合的に見て電子書籍を利用する方が良いことがわかりますね。
ただ、紙の本には中古で格安で購入できるというメリットがあるので、他人が一度触った作品でも気にせず読めるなら、中古もありです。
関連記事中古本(漫画・コミック)はネット通販が安い!おすすめ通販サイトを徹底解説
③電子書籍の将来性
電子化が進んでいる現状から考えて、将来性は非常に高い
2019年の出版市場は、紙4.3%減少に対して電子が23.9%増加しています。市場の規模は年々電子に移ってきていることがデータからわかるので、将来性としては非常に高いです。
関連記事日本の出版市場推移
また、企業勤めの方ならわかると思いますが、書類の電子化がどんどん進んできていますよね。
世の中的にも"紙を無くそう"という風潮が強いので、これからはさらに電子書籍の需要が高まることは間違いなさそうです。

以上、電子書籍とは何か?でした。これで電子書籍の概要的なことは理解できたかと思います。
それではいよいよ、本題の電子書籍の始め方を解説していきますね。
電子書籍の始め方:7つの手順
それではさっそく電子書籍の始め方を解説します。手順は下記の7つ。
電子書籍の始め方
- 電子書籍を利用するデバイスを用意
- Wi-Fi環境を用意
- 電子書籍ストアを選ぶ
- 会員登録の有無を確認
- ストアで好きな本を購入
- 購入後、アプリにダウンロード
- 読書スタート
1つずつ解説していきますね。
手順1:電子書籍を利用するデバイスを用意
スマホ、PC、タブレットなど、好きなデバイスを用意する
まずは電子書籍を利用するデバイスを用意しましょう。スマホ・PC・タブレットのどれでもOKですが、基本はスマホがおすすめ。
というのも、スマホがあれば通勤中や外出先での隙間時間で本を読むことができるので。
ちなみに、スマホを選んだからと言ってPC、タブレットで使えないということはほぼないので、あとでデバイスを変更することは可能です。
ただ、ガラケーは使えないので要注意。
手順2:Wi-Fi環境を用意
持ち運びが簡単なポケットWi-Fiがおすすめ
電子書籍はダウンロード時にギガを消費するので、Wi-Fi環境を用意する必要があります。
Wi-Fi環境がないところで本をダウンロードしたりすると、すぐにギガ不足になるので要注意。

ちなみにですが、おすすめは持ち運びが簡単なポケットWi-Fi。
どこにいてもWi-Fi環境を作ることができるので、いつでも電子書籍を利用することができます。
上記は私も愛用しているポケットWi-Fi。
非常に使い勝手が良く、3年使った今でも元気に動いてます。すぐに壊れる心配もないので、結構おすすめですよ。

また、余談ですがポケットWi-Fiがあればスマホの月々のデータ使用量を抑えることができます。
そうすることでスマホの月額料金を格安にできたりとメリットが多いので、ポケットWi-Fiは1つ持っておいても損はしませんよ。
手順3:電子書籍ストアを選ぶ
読みたい本をお得に読める電子書籍ストアを選ぼう
次は"電子書籍ストアを選ぶ"ステップですが、ここが電子書籍の始め方で一番大事なステップといっても過言ではないです。
自分がどんな本を読むのかによって選ぶ電子書籍ストアは変わるので、慎重に選びましょう。
どんなジャンルの本を読みたいのかハッキリと決まっていない方はこちらの[完全版]電子書籍を安く・お得に買う方法【おすすめストアを比較して公開】をどうぞ。
すでに読みたいジャンル・用途が決まっている人は、下記の記事をどうぞ。ランキング形式でまとめているので、最適なストアが見つかるはずです。
手順4:会員登録の有無を確認
基本的には登録しよう
電子書籍ストアを選んだら次は会員登録です。
ほとんどのストアは会員登録が必要なのですが、一部登録が必要のないストアもあります。
とはいえ、会員登録しなければ本の試し読みはできても購入はできないなどのデメリットがあるので、登録はしておきましょう。

手順5:ストアで好きな本を購入
初回特典を使ってお得に本を購入する
電子書籍ストアの会員登録が完了しましたら、いよいよ本の購入です。
基本的に会員登録後は半額クーポンなどの特典が付いてくるので、忘れずに使いましょう。(※特典のないストアもある)
クーポンを配布しているストアについては、こちらの【初回半額】お得な割引クーポンを配布している電子書籍ストア9選【ランキング形式で紹介】でまとめています。
また、クーポンを使わなくてもセール・キャンペーンが開催されていたり、ポイント還元が破格であったり、そもそも無料で読めたりします。
新たな本との出会いがあるかもしれないので、このタイミングで一度サイトを回遊してみましょう。
尚、ポイント還元率の高いストアについては、こちらの【徹底比較】電子書籍のポイント還元率が高いおすすめストアランキングをどうぞ。
手順6:購入後、アプリにダウンロード
最初に用意したデバイスに本をインストール
さて、本を購入しましたら、その電子書籍ストア専用のアプリを一番最初に用意したデバイスにインストールしましょう。
アプリを起動したら、電子書籍を購入したアカウントでログインし、ダウンロードしてください。
本のダウンロードについてはストアによって違いますが、それぞれのストアで詳しい方法を解説してくれているので、特に心配する必要はないですよ。
手順7:読書スタート
ダウンロードが終われば好きな時、好きなタイミングで読書ができる
本の購入後、アプリにダウンロードが完了すればいよいよ読書スタート。
読み終わった後に、次の本を購入する際は手順5からの繰り返しになるので、一度慣れてしまえばあとは楽ちんです。

以上、【電子書籍の始め方】7つの手順でした。もう一度下記にまとめておきます。
電子書籍の始め方
- 電子書籍を利用するデバイスを用意
- Wi-Fi環境を用意
- 電子書籍ストアを選ぶ
- 会員登録の有無を確認
- ストアで好きな本を購入
- 購入後、アプリにダウンロード
- 読書スタート
さて、ここまで読んだあなたは今すぐに電子書籍で本を読めるはずです。
とはいえ、まだまだ細かい疑問がある方もいると思うので、今回は電子書籍の始め方でよくある質問を7つお答えします。
電子書籍の始め方でよくある質問
さっそくですが、電子書籍の始め方でよくある質問は下記の7つです。
よくある質問7つ
- 電子書籍ストアの複数利用はありですか?
- 電子書籍では出版されているすべての本が読めるの?
- オフラインでも読めるの?
- 家族でアカウントを共有しても良いの?
- 電子書籍の予約はできるの?
- 電子書籍の容量って重いの?
- 電子書籍って高くないの?
1つずつ解説していきますね。
Q1:電子書籍ストアの複数利用はありですか?
A1:OKです。
電子書籍ストアそれぞれに強みというものがあり、使い分けた方がお得なことが多いので、ほとんどの人が複数ストアを利用しています。
例えば、ラノベが読みたいのであればBOOK☆WALKERがおすすめです。ラノベのセールが非常に多くお得。
>>[ラノベ最強]BOOK WALKERのリアルな口コミ・評判やデメリットを解説。
もう一つ具体例を出すと、漫画を読むならebookjapanがおすすめ。セールや無料作品が多く、漫画を読むことに特化しているストアです。
>>【ebookjapanの口コミ・評判】デメリット・メリットも隠さず解説。
こんな感じで、電子書籍ストアそれぞれに強みがあるので、複数ストア利用する人はけっこう多いのです。ちなみに私も複数利用していますよ。
Q2:電子書籍では出版されているすべての本が読めるの?
A2:すべては読めません
残念ながら出版されているすべての本が電子書籍で読めるわけではありません。
というのも、著作権の問題がありまして、具体例を出すとスラムダンクですね。

詳しくはこちらの【戦犯は作家!?】読みたい本が電子書籍化されない4つの理由を徹底解説でまとめているのですが、現状はすべての本を電子書籍では読めません。
なので、自分が読みたい作品が電子書籍化されているかは事前に確認しておきましょう。

Q3:オフラインでも読めるの?
A:読めます
ただし、注意点があります。詳しくはこちらの電子書籍はオフラインでも読める?結論、読めるけど注意点ありで解説します。
Q4:家族でアカウントを共有しても良いの?
A:OKです
ただし、違法となる場合があるので注意。詳しくはこちらの家族で電子書籍アカウントを共有する方法【違法ではありません】で解説します。
Q5:電子書籍の予約はできるの?
A:できます
すべての電子書籍ストアで予約購入できるわけではないですが、基本的には可能ですよ。
Q6:電子書籍の容量って重いの?
A:そこまで重くはないです
データ容量については電子書籍のファイルサイズ(データ容量)について徹底解説で解説します。
Q7:電子書籍って高くないの?
A:安いです
電子書籍は高いと言われがちですが、安いです。詳しくはこちらの電子書籍はなぜ高いと言われるのか?理由を徹底的に解説するで解説します。
まとめ:電子書籍の始め方【手順は簡単7ステップ】
本記事は電子書籍の始め方について解説しました。手順としては7つで、解説した通り実行すると問題なく電子書籍で本を読めるようになるでしょう。
電子書籍の始め方
- 電子書籍を利用するデバイスを用意
- Wi-Fi環境を用意
- 電子書籍ストアを選ぶ
- 会員登録の有無を確認
- ストアで好きな本を購入
- 購入後、アプリにダウンロード
- 読書スタート
